もしかしなくてもスワンプ

君にやさしい世界であれ

二つの狭間にいる私から見える景色

例の件の諸々が事実であるとして話が進んでいます。どちらに味方している文でもありません。
ほんっとに心の広い方だけが見てくれるといいかな…。(伏字のふの字もないです)














なんで好きなグループと好きなグループのファンがこんなにめちゃくちゃ言ってるのを見ているのだろうか? 全肯定過保護オタクだから、自分の大好きな人達が悪く言われてたらふざけんなって言いたくなるのは痛いほどわかるけど。ちがうよ、ちがう。

どっちもどっちだし、それがそれぞれの在り方なんだからそこに干渉は出来ない。


例えば、部活の先輩が得意じゃなくて、みんなからは人気だけどどうしても尊敬できなくて。自分の方が頑張ってるのにっていうときに、顧問に「お前はもっと先輩を見習って」とか言われたら私なら「そうかもしれないけどお前には関係ない」って思うだろう。反対に、言い方悪いけど、もしちょっと出来の悪い後輩がいて、ちゃんと教えたはずなのに全然うまくいってなくて、「先輩がちゃんとしてないから」と怒られるのも納得がいかない。でも、顧問に言われるのは仕方ないよ。だって部活ってそういうところなんだから。

だから、事務所がどうこう言うとかね、それなら全然わかるのよ。だって彼の行動が正しいとは胸を張って言えはしないから。 でも今の状況は、「人間関係」という一番他人が関与したところでどうしようもないものに、同じフィールドに立ってる訳でもない立場から批判しあってるから、本当に無意味だと思うんだ。



あっちへ行ってみれば、これ口パクじゃないですよ の綺麗にハモってるライブ動画。
こっちへ行けば、何があっても彼が大好き!と大好きで埋め尽くすツイート。

いや、わかる。わかるんだけど。


まず前者に関しては、その動画はダンスナンバーじゃないよね。彼はそういうことを言ってるんじゃない。心の奥底では思ってたとしても、ふつうに立って歌ってる歌が下手だなんて一言も言ってない。彼が皮肉ってるのは、俺らはどんなに踊ってもできるだけレコーディングのときの歌に近づけるようにトレーニングだってこんなにしてて、口パクなんて以ての外なのに、って部分でしょ?

正直に言うと、私が一筋だったときから口パクは気になっていた件だ。でもやっぱ仕方ないって思ってた。 でも掛け持つようになって違う世界を知った。「なんだ、やればできるんじゃん」ってちょっとだけ思ってしまった。

その「やれば」はとてつもない積み重ねなんだと思う。し、年齢の問題もあるから、今からどうこうすれなんて全く思ってない。けど、人一倍負けず嫌いで、ライブ中心に仕事が回ってる彼にとってはそりゃ良くは思えない部分だってあるんだろうなって。

でもそれでも、好きだっていう人はたっくさんいる。それが現実だ。悔しくてこんな世界おかしいって私でも思っちゃうかもしれない。だから、もし頭ごなしに、彼の性格だとかではなくて歌に関してのことだけを否定しているなら、私がQUARTETTOのドキュメンタリーを配り歩きに行きます。



後者に関して。
普段、なにか悪い噂が立ったとき、彼らが好きだという気持ちで埋め尽くすというのをよく見るし、私もそうしてきた。でも今回はそれをすることで余計に彼らの評判を落としてしまっているように見えて仕方がないのだ。

自分の子供が他所の子にちょっと悪口を言っちゃって、でもそれは正当防衛だ とか なんにも間違っていない と分かっていたとしても、「うちの子がすみません」という姿勢を相手の親に見せることと同じだと思う。
自分の子の性格もわかってるし、やってきたことも全て見ているから、家に帰ってから叱る気なんてさらさらないとしても、世間一般から見て少しでもこちらに非があるように映ってしまっていたら、謙虚な姿勢を取る方がコトが丸く収まる。

でもここで好きだよが爆発すると、何をしても好きだ みたいな取られ方をしかねないし、ファンも謙虚じゃねーのかよ!ほんとにどうなってんだよ!って余計に向こうを怒らせちゃう。

どんなに不安な状況になっても、彼らから離れないよ、好きだよ、って言うのはいいんだ。
だからと言って言い方に気をつけないでそういう発言をすると、神経を逆撫ですることになるよ、ということだ。






先輩としては番組やらなんやらでも良くしてあげていたんじゃないかな、と思っていたし、めちゃめちゃ仲良いようには見えたことなかったけど、後輩のこと応援してあげてる印象はある。だから、裏切られた とか 恩を仇で返した みたいな感情が湧くのも当然。彼のことなんも知らなかったら私もそう思ってたかも。

彼のことを知っていたら、見ていたら、事務所の先輩への思いは なんとなく感じられる。Jr時代の話とか彼がライブに行かないところを見たら察するだろう。先輩が好きとか嫌いとかそんなんは知らないけど。




でもさ、それって結局ファンだから知ってる彼の性格であり生き方である訳だから、他人にはそれは伝わらないんだよ。

逆も、悪く言っているのは見ていないけれど、同じことは言える。
”ライブがすべてじゃない。苦しい時期を乗り越えた経験と信頼と彼らの人間性が、「トップ目指そうね」ってがっちり肩組んで関係を保って戦っている彼らそのものが、たくさんの人の心を動かしてるの。そんなことしてるうちは無理だよ。それに歌だってふつうに上手い。” って思ってる、きっと。 でも、オール生歌を知っている人にとっちゃ、響きにくい言葉もあるんだよ。




双方が双方の良さをわかってないとは思わない。けど、お互い受け入れられない部分があるとも思うんだ。それはファンじゃないから。本気で好きな方守るに決まってるし、守りたいって強気になる。でもだからこそ余計な干渉をし合う必要がないんだよなぁ…。

相手に向かって言ってなくても、それを拾ってどうこう言われてしまうご時世。仕方ないと言ってしまえばそれまでだけど、とにかく自分は自分で守るしかないからベラベラ喋らない方がいい。(と言っている本人が死ぬほどベラベラ喋っているという大矛盾が発生している)

単に、彼に絶望した、とかそんなんは個人の思いだから思っててください。それくらい受け止める余裕はあるよ。死ぬほど嫌だけど、いいよ別に。

だからってファンが無意味な攻防繰り広げなくていいでしょ!もう!嫌な所あるからファンになってないんでしょ!私はみんながすきなの!!
いわば両極端にいる彼らがだいすきなの!!!!
苦労してる方が良いみたいな同情を誘う話とか、ほんとそんなんは的外れすぎるからやめようって…。


どうやって彼らと彼らを守っていけばいいか、ずっと考えているけれど、結局は彼らを信じてついて行くしかないんだよな。だから、変に反感買うような言い方しないで、本人たちに届くように、愛を届けたい。信じたい。

なんだかんだ過保護なオタクだから、誰がなんと言おうと彼らを守りたいし、大好きで仕方が無いんだ。ずっと好きでいたいから、だから。





…みんなの宝であるその声ではさ、もっと幸せな歌を聴かせてほしいな。みんなの大事な大事な宝物は、聴いたらとっても幸せになるんだよ。
キラキラのままで、居てほしいな。